家庭内不和。
母と喧嘩をしました。
母との喧嘩の虚しさはもう十分すぎるほど知っているので、なるべく逆らわないように、当たり障りのないことしか言わないように注意していたのですが、どうしても許せないことがありました。
結局、一晩寝ても許せる気持ちになれず、こう着状態が続いています。
こういうとき、いつも思う。
母は妹と暮らしたかったんだろうなと。
私とは昔から、そりが合わなかったし。
妹なら、もっと母とうまくやっていけるんだろうなと。
喧嘩の度に言い合いになり、どちらかが泣き(どちらも泣くことの方が多いか・・・)、私はなぜわかってくれないのだと言い、母はアンタは難しすぎると言い・・・。
わかりあえない人間が同じ家で暮らしていく限界を感じ続けていたけれど、私には行くところもないし、父が亡くなった今、母を頼むと言われていたし、頑張って諍いをしないように努力していたのに。
私だけが努力をしていたとは思わない。
でも、喧嘩をするのはいつも母の心無い言葉や態度が原因で、そのたび深く傷ついてしまう。
母も私に対して、ガマンをしていると思う。
私は夢ばかり追って、地に足が付いていない性質だから。
でも、母は時々、私が病気だということを忘れている。
私がパニック障害であることを忘れてしまっている。
一番理解されたい人に理解されない悲しさ。
これは言い表しようもない寂しさです。
だから、私は人の痛みや傷を理解したいと思うのかな。
自分にはどうしても与えられない物だから。
母が思いやりのない人だとは思いたくないけど、自分の親ながら、もしこれが違う親だったらとよく考える。
こんな大きくなって、いまだにこんなことを言っているのは恥ずかしい限りですね。
あー、情けなくなってきた。
でも、ダメなんだよね。今に始まったことじゃないだけに、小さな頃の自分が出てきてしまう・・・。
父はいつも私と母の喧嘩を第三者のまま、寂しそうに見ていたっけ。
だから、最期に心残りだったのは私と母が仲良くやっていくことだけだったと思う。
病院でずっと心配していたから。
本当に私は心底、親不孝だな。
頑張らなきゃと思えば思うほど空回りしている。
母の期待するような自分になりたいと思うのに、そうじゃない自分にばかりなってゆく。
母にはいつも不甲斐ない娘でゴメンという気でいる。
でも、きっとそれだけじゃ足りないんだろうな。
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コメント
こんばんは。
私も同じです。
同じというより、それ以上だったかもしれません。
結婚する前も、してからも親とは上手く付き合えていません。
血が繋がっている親だからこそ許せない事や
腹が立つ事ばかりでした。
他人でも親子でも人間関係は難しいですね。。
投稿: ゆみ | 2008年3月 3日 (月) 22時24分
ご存知とは思いますが、僕と親父の関係がまさにメルさんとお母さんの関係みたいな感じです。
親父も、僕が双極性障害だということを忘れているようで、よく「気持ちの問題だ」と切り捨てられます。
親として、「厳しいことを言ってあげられるのは自分しかいない」という気持ちなのかなぁと思ったりもしますけど、もうちょっとこっちの話も聞いてくれって思いますよね。
いっぱい愚痴っちゃってください。
聞くことくらいしか出来ませんが…。
少しでも気持ちが楽になれればいいですけど…。
なかなか難しいですね。
投稿: みっちー | 2008年3月 3日 (月) 22時49分
ゆみさんへ
なんか、もう、ですね、この胸の中の嵐が苦しいです。
母に対しては、だんだん言葉がなくなっていくんです。
年を取ったら、また違う親子関係が結べるのかと思ったんですが、そう甘くはないですね。
もともと、母のことは嫌いではなかったんです。どっちかというと、妹に張り合って、『私を見て!』と思っていた方で。
妹は要領の良い、というか頭がいいので、私が怒られていると、絶対同じことをしないんです。
なので、妹が母に怒られている姿というのは、見たことがないんですよ。
そんなこんなでひがみの構造が私の中にしっかり出来上がってしまっていました。
もし、妹がいなかったら、もっと優しくしてくれていたんだろうか・・・とかね、思わないわけじゃありませんでした。
これからも、母を支えていかなければいけないけれど、私が根本的に変わらない限り、相当難しい問題だと思います。
母はもう絶対、変わらないので。
スミマセン、家庭内の醜いお話を・・・。
ところで、ゆみさんのブログを拝見させていただきました。
もなちゃん、かわいいですね☆
黒猫、お好きなんですか?
うちのプリンちゃんも黒猫です。なかなか、写真がうまく撮れないので記事も少なめになってしまうのですが、またプリンちゃんのことも載せますので、ご期待下さい。〈コメントを残そうと思ったのですが、失敗したみたいで出来ませんでした。スミマセンが、よかったらコメントの仕方をまた教えてください)
投稿: メル | 2008年3月 3日 (月) 23時52分
みっちーさんへ
私も、みっちーさんとお父さんの確執〈ゴメンナサイ)を知った時、本当に自分と母のことだと思いました。
親子関係は難しいね・・・。
根が、生まれたところまでさかのぼるくらい深いもんね。
もう、喧嘩をするたびに、今まで見逃してきた小さな不満までもが一気に噴出して、理性が崩壊してしまいます。
他人だったら、ここまで怒らないんだと思うんだけどな。どうでもいい人じゃないから困るんですよね。
でも、本当に分かり合えないというのは悲しすぎる。
宇宙人と話している気がするんですよ。
同じ言語の人と話している手ごたえがない。
どう言えば伝わるんだろうと一生懸命言葉を尽くすけれど、馬の耳に念仏状態で・・・。
途中で逃げるんですよ、話している最中に。
『私には難しすぎる・・・』と言って。
私の言葉では無理かと思って、『パニック障害』関係の本を読んで欲しいと、渡しても読んでくれない。
これって、理解しようとしているとはとても思えない。
母は私がうるさく言うから、そうなんだろうくらいの知識しか持ち合わせていないと思います。
だから、すぐ忘れるんでしょうね。
そのたびに自分で傷に塩を塗るようなことをまた一から繰り返して話して・・・。
毎回、そういうパターンです。
いい加減、もうイヤで、本当に必要な言葉しか母には喋れなくなりました。
調子に乗って言うと、絶対後悔する。
お互い、優しさに欠けているのかなぁ。
思いやる心は大切ですよね。
でも、かたっぽだけ・・・というのは虚しい限りで・・・。
本当にゴメンね。思い切り、愚痴ってますね。
でも、きいてもらえる人がいるというのは幸せだと思う。
今までは、ずっと消化不良でいたから。
また愚痴りますが、宜しくお願いします。
そうそう、忘れるところでした!
術後の服ですが、モモの病院では、包帯しかありませんでした。〈その包帯でさえ、モモはダメでしたが・・・)
ネットに術後服の簡単な作り方がいろいろ出ているようです。
私は、いらない服をチョキチョキと切って、顔と足を出すようにして、モモにかぶせてみましたが、すぐに脱いでしまって駄目でした。
サイズをちゃんと測って縫うのが一番なのだろうけど・・・。
モモは包帯もしてないですが、今のところ本当になんともないです。
ミウちゃんももうすぐだね。
大丈夫だから、安心してその日を迎えてください。
投稿: メル | 2008年3月 4日 (火) 00時31分
メルさん おはようございます。
家は妹が8歳下で、高年齢になってからの子供だったせいか可愛くて仕方なかったようです。
妹が生まれてから、親は妹にかまいっきりで
私はほったらかしになっていました。
しかも妹は頭も良く、地元のミス○○に選ばれて自慢の子でした。
比べて私は・・・頭も悪くたいした取柄もなくて。
小さい頃は、虐待まがいの事も受けていましたし。。
だから正直、親は嫌いかもしれません。
初めて飼った猫が黒猫だったせいか、黒猫大好きなんです。
プリンちゃんのお写真楽しみにしています。
コメント上手くいきませんでしたか。
すみません。
設定を変えてみましたので、またよろしかったら遊びにいらしてくださいませ!
投稿: ゆみ | 2008年3月 4日 (火) 09時52分
ゆみさんへ
本当にお辛かったでしょうね。
小さな心がどれほど傷ついただろうと思います。
実の親が実の子供の心を傷つける・・・。
これほど、悲しいことは子供にとってないです。
子供は親を選んで生まれてくることは出来ませんからね。
私も自分の心に折り合いをつけるのに、苦労しました。
本心では寂しい、寂しいと思っていても、現実を見て、慣れる努力をしました。
ないものねだりはしない、理想の親像を押し付けない。
父も妹もいたけれど、大勢の中の孤独を常に感じていました。
私は特別、物事を難しく考える性質なのだろうから、私の方が間違っているんだとよく言い聞かせていました。
実際、私はいろいろ考えすぎるのかもしれません。
あまり物事を深く考えない人に、考え過ぎる人のことは理解し辛いんでしょうね。
ブログでいっぱい愚痴らせてもらって、少し楽になりました。
ゆみさんのコメントもとても励みになりました。
本当にありがとうございました。
また、ちょこちょこ愚痴っていきますが、よかったらお付き合いくださいませ☆
投稿: メル | 2008年3月 4日 (火) 12時13分
昨晩同居の母(実母)と些細なことからけんかになり、どこにもやりようの無い思いでパソコンを開きこのブログを見つけました。うれしかった...
子供のころから母が好きになれず性格の不一致に悩んできましたが誰に話しても娘が母親を本気で嫌いと言うことをわかってもらえず、わがままや甘えととられてしまい悩んできました。
母に愛情が無いのではありません。ただ表現の仕方が私を傷つけていくのです。
私が中学生の時に父が急死しましたので子育ての苦労は並大抵では無かった事もわかっています。しかし母は、自分だけが苦労して来たと思っているのです。親を失くしたのだから子供も辛くて当然なのに
"あんたを悲しませるようには育てなかった"...と、
"でも寂しかったよ"、と言うと
"くだらない、どうせ我儘でしょ"と言いきってしまうのです。
母は何事も直球で物を言ってきます。現在はすでに年もとってきてますので、私からはあまり本当の気持ちは告げずになるべく母のいうことを”うんうん”と受け流すようにはしていますが、時にやるせない気持ちに押しつぶされそうになってしまします。
母いわく私はいくつになっても何をやってもダメな子なのです。姉がいますが姉は子供のころから母の自慢の娘でした、お行儀もよく勉強もでき母が気に入るお友達を持ち、しかし姉の結婚相手と母の気が合わず私と同居しております、できの悪い娘は見るに堪えないのでしょうね...と、とりとめのない話をしてしまいました、辛くでも悲しくてもこれからも母との同居は続いて行きます、ほんの少しでも同じ気持ちを分かち合える方に出会えてうれしかったです。
また、心が折れそうになったらお話させて下さい。
投稿: れもん | 2012年3月 6日 (火) 11時32分
れもんさんへ
こんな放置ブログを読んで下さり、なおかつコメントを下さって、本当にありがとうございました。
自分のブログなのですが、とても重くなってしまい、また宜しくない業者のスパムがしつこく送られてくるようになり、コメントも非公開にして自衛措置をとっていました。
でも、こうして読んでくださってる方が今もいてくださるというのは本当にありがたいことだと思っています。
本当にありがとうございました。
れもんさんもお母様と同居されているのですね。
母親と喧嘩をせずに暮らすというのは、この記事を書いた時、絶対に無理だと思っていました。
それほど、口喧嘩が耐えなかったんです。
ほとんどが、私が怒っていました。母はどちらかと言えば、何故私が怒っているのかさえわかっていませんでした。
それが、さらに私を怒らせて・・・。
「なんでわからないの!」ってしょっちゅう言っていました。
お茶碗とか飛んでないだけで、本当に今思い出しても凄まじい怒り方でした。
母も性格がきついので黙っている方ではなく、傷つけ合いです。
そのうち、わかり合えないことに失望し、言えば言うほど虚しくなり、全く喋らなくなりました(私が本当に怒ったら怖いと妹も言っています)。
母はニ、三日でけろっとしてしまうのですが、私は母が自分の非を認めるまで決して許そうとせず。
ハンガーストライキもしたし、そのうち、自分が鬼になってゆくのがわかりました。
そういう私にした母をさらに憎み、ますます人間でなくなっていって・・・。
2ヶ月ほどそんな状態で、感情もなくなって、生きてるのか死んでるのかわからないような気持ちにさえなって、あるとき、ぽろっと涙が出たんです。
今まで母と仲良くしようとがんばってきた方の自分が泣いていました。
その時、あー、もうどうでもいいや、って初めて思えたんです。
母は全然、私の気持ちを思いやってくれないし、自分が間違ってたことも謝ってくれない、その状態には全く変わりはないけど、もういいわって。
このままだったら、本当の鬼になる。そうなったら、今までの自分がかわいそうすぎると思ったんじゃないかと思います。
今も、変わらず、小さな喧嘩をします。
しようと思わなくても、母の一言でなってしまいます。
たいてい、今でも私が怒っています。
きっと、この構図はかわらないんだろうなと思います。
れもんさんも喧嘩の虚しさをわかってらっしゃるだけに、我慢して言わないでおられることがいっぱいあるのだと思います。
私も言わないことが自分の矜持でした。
でも、その言わないことがいっぱいたまってゆくと限界がきます。
その限界から溢れた時、すごいエネルギーとなって大爆発してしまいます。
私も大爆発を何回もやらかしました。で、今は少しだけ、小出しにすることを覚えました。
それと、母と常に一緒にいると喧嘩になりそうな気がして、家にいるときは食事とか以外は別々の部屋で過ごしています。(家庭内別居ですね)
母にしてみれば、冷たい娘だと思うのですが、どうしようもありません。
母を好きでいるためにはいろいろと工夫しないといけないのです(苦笑)
猫を飼っているのですが、その子が私と母の緩衝材の役目をしてくれています。
それと趣味のドールも、嫌なことがあるたびに増えていって、今では10体以上です。
仕事の憂さを母に言っても、「そうか」くらいしか返ってこないんです。
私は母にしか言う人がいないのにって、この間泣きました。
最近では怒るより、泣いてる方が多いかもです。
母もその方がわかるみたいで・・・。
でも、泣きながら怒ってるんですが。
すみません。自分のことばかり書きました。
こんな私のブログでよかったら、またいつでもコメントをお寄せ下さい。
記事もまた、書いてゆけたらと思っています。
投稿: メル | 2012年3月 6日 (火) 22時52分